血圧に作用する食品

血圧を上げる食品

スナック菓子
血圧を上げる食品の1つ目は、塩分です。
塩分は、体内の水分を保つ働きがあるため、余分に塩分をとるとその分水が溜まり、循環血液が多くなります。血管内の水が多くなれば、送り出す圧力も高くなる必要があり、 血圧が上昇してしまいます。塩分は、主に調味料に含まれています。しょうゆ、みぞなどの使用を減らし、だしを効かせた料理で工夫して減らしていきましょう。
また、加工食品には塩分が多く含まれている傾向があります。カップ麺や、スナック菓子などのジャンクフードは脂肪だけでなく塩分もとり過ぎになります。 ジャンクフードの類いでなくとも、例えば食パンには1切に0.8gの塩分が含まれています。ハムやベーコン等の味付けにも十分な塩分を使っています。 塩分を控えるためには、加工食品の摂取を控えめにしましょう。

血圧を上げる食品の2つ目は、脂肪です。
とくに動物性脂肪が悪さをします。高血圧は、動脈硬化による血管壁の硬化が原因の1つです。この動脈硬化は血液中のコレステロールや中性脂肪の上昇によっておこります。 脂肪だけでなく、糖分の摂取過多でも脂肪へと変換されて同様のリスクを高めます。肉より魚や植物性の脂肪をとるように工夫しましょう。

塩分と脂肪の多い、加工食品・お菓子類は高血圧に悪い影響を及ぼします。脂肪が多ければ、おいしさが増します。塩分は食事への満足感を与えます。 脂肪と塩分の高い食事は人気があるのです。そのため、外食で食べることができる食事は自ずと塩分と脂肪が多くなっています。 高血圧によい食事をとるには、外食を控え、なるべく自炊をすることから始まります。塩分や脂肪の使用量を目で確かめ、よく知ることが大切です。

血圧を下げる食品

血圧を下げる食品の1つ目はカリウムを含む食材です。
カリウムはナトリウムと同様1価の陽イオンとして存在します。細胞表面ではカリウムとナトリウムを交換して細胞内、細胞外の決まった電解質濃度を維持しています。 ナトリウムは本来細胞内に少なく、細胞外に多い電解質です。しかし、ナトリウムがたまると、細胞内のナトリウム濃度も高くなり細胞内の水分も引き込んでしまいます。 血管壁の細胞で同様のことがおこり、血管内腔も狭くなります。カリウムを摂取することで、ナトリウムとカリウムのバランスを保ち細胞内の水の不均衡をおこさないようにすることができます。 ただ、カリウムは危険な電解質でもあるため注意が必要です。特に腎臓が悪い人は、カリウムの摂取はさけましょう。カリウムが排泄出来ない状態で、カリウム摂取を続けると、 高カリウム血症といって致死的な不整脈をおこす重篤な状態を招く恐れがあります。
果物
カリウムは、野菜や果物に多く含まれています。基本的に細胞内に多い電解質なので、生の動物・植物に多く含まれ、調理すると濃度は下がります。 具体的には、リンゴや緑黄色野菜、豆、アボガド、牛乳などが代表的です。腎機能の正常な軽度の高血圧の方は試してみる価値があるかもしれません。

血圧を下げる食品の2つ目は、昆布です。
昆布は血圧を下げ、コレステロールを低下させる成分が多く含まれています。ラミニンやペプチド類が多く含まれ、カリウムも豊富です。これが、血圧降下に働きます。 また、昆布に多く含まれる食物繊維は、食物の吸収を遅くし、血糖の上昇をゆるやかにするなど、糖尿病予防にも効果があります。 食物繊維は便通もよくし、高血圧の方の脳血管障害のきっかけとなりうる便秘も解消することができます。さらに、食物繊維によって胆汁酸の吸収を抑え、 胆汁酸と一緒に吸収される脂質の吸収を抑制します。胆汁酸はもともと再利用されるものですが、再利用できる量が少なくなる為に体内のコレステロールを使って生成します。 これで血中コレステロールも下がるということになります。

血圧を下げる食品の3つ目はカルシウムを含む牛乳などです。
カルシウムは血圧を下げる効果があります。カルシウムは、骨の材料となることで有名で、牛乳や魚の骨などに多く含まれています。 カルシウムの摂取量が多くなると高血圧の罹患率が減少するという研究があります。

血圧を下げる食品の4つ目はビタミンを含む野菜や果物です。
ビタミンは、血管を健やかにするのに役立っています。特に、ビタミンB群は弾力のある血管を作ります。ビタミンCは酸化防止作用があり、血管の老化を防ぎます。